新着情報一覧
こわい話 NEW
菊地 悦子(きくちえつこ) こわくて不思議な話が好きだ。 幼い頃は、寝る前に「こわいおはなしして」と父母にねだった。父などは、きまって狐に化かされる話を、声色を使い分け、臨場感たっぷりに話し ...さらに表示
田子倉(たぐら)の記憶 NEW
鈴木 サナエ(すずきさなえ) 昭和二十三年六月八日、長子のお産の時は母親の実家が面倒を見、産後五十日ぐらいは実家で過ごすという慣わしでしたが、その慣わし通り長子である私は、今は湖底に沈んでし ...さらに表示
【風・奥会津⑦】風になった人~写真記録者・竹島善一氏 NEW
遠藤 由美子(えんどうゆみこ) かすかな稲穂の香りを運ぶ風が、南から吹いてくる。 風は記憶の断片であり、その糸口から記憶をよみがえらせる発火装置でもあるようだ。 そんな風を体に纏って ...さらに表示
子どものころの川との記憶を訪ねて(8)
菅家 博昭(かんけひろあき) 東川 柳津町高森 菊地進さん 嶽の山(たけのやま、1037m)の東麓を源流とする東川。東北麓の標高650mに高森集落がある。南から北に東川は流れ、湯八木沢 ...さらに表示
旅する民話
菊地 悦子(きくちえつこ) 以前、会津地方に伝わる民話伝説を調べていて、『五十嵐家の伝説』という話を見つけた。五十嵐の姓は、新潟県三条市にある五十嵐神社にルーツを持つといい、奥会津に多い五十 ...さらに表示
子どものころの川との記憶を訪ねて(7)
菅家 博昭(かんけひろあき) 2016年4月、会津坂下町塔寺「ふくしま本の森」での会津学研究会例会で、飯塚さんの話を聞く会を開催したご縁もあり、「湯八木沢での川の話」を聞かせていただこうと、 ...さらに表示
きかんぼサキ・こぼれ話
渡辺 紀子(わたなべのりこ) 「お母さんを取材対象に書いてみたら?」と言われた時の困惑は、決して忘れられない。頭が真っ白になるというのは、ああいうことなのかもしれない。一瞬の思考停止の後「絶 ...さらに表示