新着情報 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM

【きかんぼサキ第2部】夫の形見の大型バス NEW

渡辺 紀子(わたなべのりこ)  サキノの旅館の周りに蕗の薹がポツリポツリと姿を現す頃から、旅館にもそんな山の幸を売りに来る人がポツンポツンと訪ねてくる。「〇〇採れたから、また使ってくんつぇ」と ...さらに表示

子どものころの川との記憶を訪ねて(9)(10) NEW

菅家 博昭(かんけひろあき)  (9)大沼郡 三島町大谷  五十嵐政人さん   2025年4月1日、雨。事前連絡しておいた大谷の五十嵐政人さん(昭和27年生)宅を訪ねると(註)、自宅前の ...さらに表示

2025.11.01 奥会津を学ぶ

こわい話

菊地 悦子(きくちえつこ)  こわくて不思議な話が好きだ。 幼い頃は、寝る前に「こわいおはなしして」と父母にねだった。父などは、きまって狐に化かされる話を、声色を使い分け、臨場感たっぷりに話し ...さらに表示

田子倉(たぐら)の記憶

鈴木 サナエ(すずきさなえ)  昭和二十三年六月八日、長子のお産の時は母親の実家が面倒を見、産後五十日ぐらいは実家で過ごすという慣わしでしたが、その慣わし通り長子である私は、今は湖底に沈んでし ...さらに表示

【風・奥会津⑦】風になった人~写真記録者・竹島善一氏

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  かすかな稲穂の香りを運ぶ風が、南から吹いてくる。 風は記憶の断片であり、その糸口から記憶をよみがえらせる発火装置でもあるようだ。  そんな風を体に纏って ...さらに表示

子どものころの川との記憶を訪ねて(8)

菅家 博昭(かんけひろあき) 東川 柳津町高森 菊地進さん  嶽の山(たけのやま、1037m)の東麓を源流とする東川。東北麓の標高650mに高森集落がある。南から北に東川は流れ、湯八木沢 ...さらに表示

2025.10.01 奥会津を学ぶ

旅する民話

菊地 悦子(きくちえつこ)  以前、会津地方に伝わる民話伝説を調べていて、『五十嵐家の伝説』という話を見つけた。五十嵐の姓は、新潟県三条市にある五十嵐神社にルーツを持つといい、奥会津に多い五十 ...さらに表示

2025.10.01 奥会津を学ぶ

子どものころの川との記憶を訪ねて(7)

菅家 博昭(かんけひろあき)  2016年4月、会津坂下町塔寺「ふくしま本の森」での会津学研究会例会で、飯塚さんの話を聞く会を開催したご縁もあり、「湯八木沢での川の話」を聞かせていただこうと、 ...さらに表示

2025.09.15 奥会津を学ぶ