菅家 洋子 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM - Page 2

 ともしびを、やとう

菅家 洋子(かんけようこ)  目に見えて雪解けが進んでいる。なかなか姿が見えないなぁと思っていた白鳥が、会津盆地の田んぼに来ていた。やはりこれまでは、あまりに雪が多くて落ち穂が拾えなかったのだ ...さらに表示

あたたかな場所

菅家 洋子(かんけようこ)  2月2度目の寒波、気温はぐっと下がったものの、前回のような豪雪にはならずほっとした。 寒波の週のある日、昭和村大芦集落にある「ファーマーズカフェ大芦家」を訪れた。 ...さらに表示

冬はきびしく、あたたかい

菅家 洋子(かんけようこ)  いやぁ、降った降った、降りました。まとまった雪には慣れている奥会津の人も、降り続ける雪に、「もう疲れた…」と弱音を吐くほど。いつもはあまり雪の心配のない会津若松市 ...さらに表示

鳥をさがす

菅家 洋子(かんけようこ)  集落にいるカラスたちに「おはよう」とあいさつをする。車で近寄っても反応の遅いヤマバトには、運転席からつい「おーい。おーい」と呼び掛けてしまう。カケスの羽がとてもき ...さらに表示

雪下ろしの哲学

菅家 洋子(かんけようこ)  家の後ろにある山の神さまのお宮、今日までに二度雪下ろしをした(12月30日と1月12日)。春までに、あともう一回くらい下ろすことになるかなと思う。 お宮は斜面を上 ...さらに表示

白鳥と来訪神 

菅家 洋子(かんけようこ)  また、会津盆地に白鳥がやって来た。私が今季はじめてその姿を目にしたのは、11月13日。わっと胸が躍り、思わず声が出る。こんなにも嬉しくて、ここまで来てくれたことを ...さらに表示

佐々木長生先生と会津の冬

菅家 洋子(かんけようこ)  猪苗代湖の白鳥の北への旅立ちが、今年は一カ月ほど早く始まったという。ついにこの時が来てしまった。しかもこんなに早く。名残惜しい。白鳥は私にとって、とても大きな冬の ...さらに表示

浅雪(あさゆき)に気づく

菅家 洋子(かんけようこ)  この冬はなんと、まだ山の神さまのお宮の雪降ろしを、一度も行っていない。積雪は例年の半分以下、30センチほど。重労働の雪かきをする負担は減っているけれど、それを手放 ...さらに表示