菅家 洋子 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM

佐々木長生先生と会津の冬

菅家 洋子(かんけようこ)  猪苗代湖の白鳥の北への旅立ちが、今年は一カ月ほど早く始まったという。ついにこの時が来てしまった。しかもこんなに早く。名残惜しい。白鳥は私にとって、とても大きな冬の ...さらに表示

浅雪(あさゆき)に気づく

菅家 洋子(かんけようこ)  この冬はなんと、まだ山の神さまのお宮の雪降ろしを、一度も行っていない。積雪は例年の半分以下、30センチほど。重労働の雪かきをする負担は減っているけれど、それを手放 ...さらに表示

【オオマタ暮らしのたより】 はじまりの白

菅家 洋子(かんけようこ)  11月13日、大岐集落に、初雪が降った。 前回のコラムで、初雪の日を11月10日あたりと予想した私。これは、当たりと言っても良いのではないでしょうか。その日昭和村 ...さらに表示

【オオマタ暮らしのたより】 4年ぶりの観音講2 

菅家 洋子(かんけようこ)  「ウタヨミ(唄詠み)」を終えたら、いよいよお待ちかねの飲み食いの時間。みんなが持ってきた一品料理を広げる。「オカラク」は団子のように茹でるのでなく、ストーブの上で ...さらに表示

【オオマタ暮らしのたより】 深まってゆく秋 

菅家 洋子(かんけようこ)  10月、あんなに暑かった夏がうそのように、涼しくなった。最近は雨や曇りの日が続いていて、朝晩だけでなく昼間も「寒い」と感じる。もうストーブも必要だ。気温の低下に伴 ...さらに表示

【オオマタ暮らしのたより】4年ぶりの観音講1

菅家 洋子(かんけようこ)  1月15日午前10時(正式な日にちは16日。都合によりこの日になった)、「観音講」を行うため、集会所にオナゴテイ(女の人たち)4名が集まった。私にとっては、初めて ...さらに表示

【オオマタ暮らしのたより】 観音講復興計画 

菅家 洋子(かんけようこ)  毎年12月になると「オナゴテイ」(女の人たち)が集まり、集会所の掃除をする。30分から1時間くらい手分けして掃いたり拭いたりしたあとは、お茶の時間。この時のお茶菓 ...さらに表示

【オオマタ暮らしのたより】 暑い暑い夏 

菅家 洋子(かんけようこ)  昭和村で、こんなにも暑さの厳しい夏があっただろうか。強い日差し、33度、34度の表示が途切れず続く。それでも、朝晩はひんやりとして過ごしやすいのが昭和村。しかしそ ...さらに表示