遠藤 由美子 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM

【提言】里に下りるツキノワグマNEW

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  「熊出没中注意」という看板が、夏のころから県内のあちこちに掲げられた。今、冬眠のための食料補給に必死な熊たちは、田畑や人家近くにまで頻繁に出没して農作物を荒ら ...さらに表示

2026.11.01 オピニオン

赤い山

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  ナラ枯れが広がる会津の山々は、赤茶に枯死した木々が、深い緑を脅かしている。旺盛な生命力を誇る緑の中で、いのちの活動が絶えた姿の赤い色は無残だ。猛烈なスピードで ...さらに表示

【エッセイ】花売りのサンカ

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  今から1世紀ほどの昔、三島町の山寺に、ひとりの少女が花を売りに来たという。少年だった父が何処から来たかと問うと、山で採ったらしい一抱えの花を差し出しながら「ト ...さらに表示

【エッセイ】帰るところのある旅

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  「山羊に育てられまして・・・」 かなり怪しげなものを食べても、食あたりなどという仕儀には至らない頑健な自分の体を、多少揶揄してそう言うことがある。お丈夫な体な ...さらに表示

【エッセイ】学校嫌い

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  筒丈の着物を着せられた三つか四つの私は、小さな川沿いのあぜ道を何度もころびながら走っていた。踏み固められた道の両側には丈高い草が生い茂っていて、おぼつかない足 ...さらに表示

神が座す山 志津倉山

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  標高1200メートル余りの志津倉山は、頂を境に柳津・三島・昭和を分けている。 三島から昭和へ抜ける不動沢林道は、山の中腹をかすめる峠道で、昭和への往復によくこ ...さらに表示

奥会津に吹く風~もや舟伝説

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  朧(おぼろ)なもやに包まれた夜更けは、裏山の杉木立の闇が気にかかる。京都・比叡山に、古くから語り継がれる七不思議の一つを思い出すからだ。  かつて、人気 ...さらに表示

民具との呼吸

遠藤 由美子(えんどうゆみこ)  「ちょっこら畑見てみっか」 青梅雨の中で、畑の作物の緑は力強く黒い土を覆っている。午睡からまだ覚めやらぬ風の村の古老は、少し腰をかがめたまま玄関に掛けてあった ...さらに表示


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