菊地 悦子 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM - Page 2

【小説】 身欠きニシンと不思議の山 

菊地 悦子(きくちえつこ)  タケシが学校から帰ってくると、思ったとおり身欠きニシンの束が土間にどっかり置かれていた。こないだっから、かあちゃんが「ニシン売り、明日あたり来んでねえべか」といっ ...さらに表示

2023.07.15 小説

【小説】 おっ返し 

菊地 悦子(きくちえつこ) 「はあっ はあっ はあっ」 立春を過ぎたばかりの早朝は、まだまだ真冬のように冷え込んでいた。囲炉裏には火がくべてあったが、トメは白い息を吐きながらうめいている。それ ...さらに表示

2023.06.15 小説

嫁入り舟

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2023.03.15 小説