新着情報一覧
紙雛を流す
井口 恵(いぐち めぐみ) 渡部勝子さん(昭和4年生 三島町) 「みんな作って流しちまうから、雛人形は持ってない。里から(お嫁に)来た人は実家から貰ってきたりするけど、昔この集落の人は雛 ...さらに表示
ソバヤキモチとカンネリボー
鈴木 サナエ(すずき さなえ) 昭和40年代後半、私は初めて「ソバヤキモチ」を見た。定かではない記憶だが、ちょうど今頃、2月の冬の時期だったと思う。20代の私は、アルバイトをしていて、隣の ...さらに表示
【きかんぼサキ】初めての病院
渡辺 紀子(わたなべのりこ) 日頃の定着したイメージは、そうそう崩れるものではない。サキノにとって代名詞のような“きかんぼサキ”が、時によって厄介なことを招くこともある。 サキノが通 ...さらに表示
カンネリボウその後と琵琶の演奏会
鈴木 サナエ(すずきさなえ) 只見町には都会からの移住者が多い。ある人は只見に居を構え、またある人は別荘として構えて、生活している。ほ ...さらに表示
焼畑で「を」を作る
菅家 博昭(かんけひろあき) 奥会津で「を(wo)」というのは、繊維植物のアサ(大麻)のことを言う。江戸時代はアサ繊維の一大産地であり、その麻布も「伊北(いほう)布」と言って他所より引き合い ...さらに表示
「災禍の果てに」④⑤
赤坂 憲雄(奥会津ミュージアム館長) 「災禍の果てに」〈4〉距離(河北新聞2020,8,13) 人のあいだと書いて、人間という。ならば、人間にとって、距離とは、とりわけ社会的な距離とは ...さらに表示
悉有仏性(しつうぶっしょう)
井口 恵(いぐちめぐみ) 金坂富山さん(昭和25年生 柳津町) わずか5㎜の籾殻、10㎜の銀杏、30㎜の胡桃を厨子にして、硬くて粘りがあり、木目が細かく積んだマユミやツゲの木で、その中に ...さらに表示