新着情報一覧
【むら歩き】 退役狩猟者(長老)の役割
菅家 博昭(かんけひろあき) 渡辺仁氏(1919-1998)は『縄文式階層化社会』(六興出版、1990年)で、先史時代の長老の役割を指摘した。それは退役狩猟者の果たした大きな役割である。この ...さらに表示
【忘れ語り、いま語り】 巫女になった夜に
赤坂 憲雄(奥会津ミュージアム館長) わたしが東北の地で聞き書きの旅を始めたのは、三十代も終わりに近く、一九九二年の秋であった。東北一円をひたすら、車で走りつづけた。ナマハゲ・縄文の環状列石 ...さらに表示
妄想の縄文展 柳津町
【やないづ縄文館 土器とくらしのミュージアム】 「なんだって ずねぇこと!」 「ふちのどこの かざりがまたいいなぁ」 やないづ縄文館に展示されている土器たちは、とにかくずねぇ(でかい)のだ。その多 ...さらに表示
【奥会津探訪】 奥会津博物館
「奥会津博物館」木地師に関する展示コーナー 須田 雅子(すだまさこ) 「会津山村道場」(南会津町)の手前にある「奥会津博物館」。会津の南西部に位置し、江戸時代に「南山御蔵入領(みなみの ...さらに表示
【きかんぼサキ】 映画館の用心棒
渡辺 紀子(わたなべのりこ) 夕方になると、ダム工事の現場からは仕事を終えた稼ぎの人たちがぞろぞろと集落へ帰って来る。様々な職の人たちが行き交う姿に、子どもたちは驚いたり戸惑ったり…遠巻きに ...さらに表示
【小説】 ちぃ神さんの大イチョウ その4
菊地 悦子(きくちえつこ) 【その4】 「誰か人よんでくっから、コウコはここで待ってろな」 おらはそういって、村に飛んで戻った。「誰か、誰か、コウコが池で怪我した。誰か、早くきてくんつぇ ...さらに表示
【わっさな暮らし】 決意の秘訣
井口 恵(いぐちめぐみ) 角田亀好さん(昭和17年生 三島町)角田光子さん(昭和19年生 三島町) 「会津で一番のタバコ農家になる」。 「親がタバコ栽培してて、手伝わされた。親父は ...さらに表示
【わっさな暮らし】深い藍を伝えたい
井口 恵(いぐちめぐみ) 澤田けい子さん(昭和24年生 南会津町) 艶やかさはないけれど、親しみのある色。「煌びやかなものよりも、濃淡と色味が奥深い藍の色が好きなの」。藍染保存会の澤田け ...さらに表示