長島 雄一 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM

柳津町「石生前(いしゅうまえ)遺跡」の再整理から見えてきたこと ㈠ 

長島 雄一(ながしまゆういち) 私は2022年6月から、柳津町の依頼を受けて「土器とくらしのミュージアム~やないづ縄文館」で、同町石生地区にある石生前遺跡の追加整理作業を行っています。柳津の歴 ...さらに表示

2024.03.01 奥会津を学ぶ

柳津町「石生前(いしゅうまえ)遺跡」の再整理から見えてきたこと ㈡ 

長島 雄一(ながしまゆういち) 2022年8月には、同町細越地区に所在する池ノ尻遺跡から、鏡合わせの様に向かい合う一対の土偶状の装飾が付いた「人体像把手付土器(じんたいぞうとってつきどき)」( ...さらに表示

2024.03.01 奥会津を学ぶ

【奥会津】檜枝岐村の縄文遺跡を読み解く(2)

長島 雄一(ながしまゆういち) 小沢平(こぞうだいら)遺跡と内陸の道 小沢平遺跡は尾瀬ケ原の北にある三条ノ滝から北に4.8㎞の只見川最上流部、福島県と新潟県の境に位置する、福島県最奥の遺 ...さらに表示

2023.12.01 奥会津を学ぶ

【奥会津】檜枝岐村の縄文遺跡を読み解く(1)

長島 雄一(ながしまゆういち) 皆さんは会津地方南西部端に位置する檜枝岐村と聞くと何を思い浮かべるでしょうか? おそらく多くの方が、檜枝岐歌舞伎、尾瀬の玄関口、裁ち蕎麦、そして最奥の村、秘境な ...さらに表示

2023.11.15 奥会津を学ぶ

【会津の縄文時代をのぞいてみよう】土器作りに関わる資料たち~石生前(いしゅうまえ)遺跡の事例から

長島 雄一(ながしまゆういち)  縄文土器は粘土と砂などを混ぜた土で作られ、今で言う焚き火で焼かれたと考えられています。柳津町の石生前遺跡からは縄文時代中期(約5000年前)を中心とした土器が ...さらに表示

2023.09.01 奥会津を学ぶ

【会津の縄文時代をのぞいてみよう】 7.後期 晩期 

長島 雄一(ながしまゆういち) 7.後期   縄文時代中期末~後期初頭の時期、すなわち約4200年前に地球上の広い範囲で発生したと考えられる乾燥化と寒冷化を特徴とする急激な気候変動を「4 ...さらに表示

2023.08.15 奥会津を学ぶ

【会津の縄文をのぞいてみよう】6.黒いダイヤ~黒曜石 

長島 雄一(ながしまゆういち) 6.黒いダイヤ~黒曜石  石器の材料となる石についても見てみましょう。例えば会津坂下町内の遺跡から出土した黒曜石は分析の結果、新潟県新発田市の板山産である ...さらに表示

2023.08.01 奥会津を学ぶ

【会津の縄文時代をのぞいてみよう】5.会津は文化のクロスロード(交差点)~他地域との交流土器 

長島 雄一(ながしまゆういち)  5.会津は文化のクロスロード(交差点)~他地域との交流土器  次の図は縄文前期・中期の会津地方において、他地方の土器、また他地方の影響を受けた異系統の土 ...さらに表示

2023.07.15 奥会津を学ぶ