新着情報 | 奥会津ミュージアム - OKUAIZU MUSEUM - Page 13

【わっさな暮らし】段取り一番

井口 恵(いぐちめぐみ) 久保田孝雄さん(昭和23年生 三島町) 12月下旬~4月の中旬にかけて、家も畑も田んぼも山も、深い雪にすっぽり覆われる。今も昔も、そんな奥会津での冬の暮らしに欠 ...さらに表示

【わっさな暮らし】あたたかな社交場

井口 恵(いぐちめぐみ) 角田紘伸さん(昭和18年生 金山町) 「どっから来らったぁ」?地元の老夫婦、移住者らしき親子、明らかな観光客…ひとつの湯船の中で談笑が混じる。木造の高い天井に丸 ...さらに表示

章一の本棚

鈴木 サナエ(すずきさなえ)    我が家には所狭しと本が散乱している。だいぶ前に少し本を処分しようとしたところ、夫の章一に「本はとって置け。」と言われてからは処分できないでいたが、あまりの多 ...さらに表示

【忘れ語り、いま語り】ただ、忘れないために

 こんなエッセイを、『京都新聞』の2021年元旦の「日本人の忘れ物」と題された特集紙面のために書いた。おめでたい歳の初めの日の新聞には、およそ相応しくない内容の文章を、震災から十年目の世間に突きつけ ...さらに表示

【奥会津探訪】檜枝岐歌舞伎 女のすり足「六方」

須田 雅子(すだまさこ) 檜枝岐歌舞伎で演じられる福内鬼外(平賀源内)作「神霊矢口の渡 八郎物語の段(二段目)」に、新田家の家老、由良兵庫助が、妻の湊を縄で縛り上げて立ち去るシーンがあ ...さらに表示

【忘れ語り、いま語り】災禍の果てに①

赤坂 憲雄(奥会津ミュージアム館長)  震災から十年の歳月が過ぎた2020年に、あらためて被災地を歩きながら考えたことを『河北新報』に連載しました。「災禍の果てに」と題された連載ですが、ここに ...さらに表示

奥会津地域の潜在的な縄文文化の再考へ~容器としての土器と、カゴの相互関係

菅家 博昭(かんけひろあき)  2024年1月7日、栃木県小山市の寺野東遺跡公園を訪ねた。縄文時代中期から後晩期の環状盛土遺構・水場遺構が検出された著名な遺跡である。弓、櫛(くし)などの漆製品 ...さらに表示

2024.01.15 奥会津を学ぶ

【わっさな暮らし】ものづくりの奥行

井口 恵(いぐちめぐみ) 青木基重さん(昭和13年生 三島町) 「終戦が小学校1年生の時で、小学校4年生になったときに配給で初めて長靴を履いた。温かかったわい。それまでは素足にゲンベイで ...さらに表示