新着情報一覧
【きかんぼサキ】初めての病院
渡辺 紀子(わたなべのりこ) 日頃の定着したイメージは、そうそう崩れるものではない。サキノにとって代名詞のような“きかんぼサキ”が、時によって厄介なことを招くこともある。 サキノが通 ...さらに表示
カンネリボウその後と琵琶の演奏会
鈴木 サナエ(すずきさなえ) 只見町には都会からの移住者が多い。ある人は只見に居を構え、またある人は別荘として構えて、生活している。ほ ...さらに表示
焼畑で「を」を作る
菅家 博昭(かんけひろあき) 奥会津で「を(wo)」というのは、繊維植物のアサ(大麻)のことを言う。江戸時代はアサ繊維の一大産地であり、その麻布も「伊北(いほう)布」と言って他所より引き合い ...さらに表示
「災禍の果てに」④⑤
赤坂 憲雄(奥会津ミュージアム館長) 「災禍の果てに」〈4〉距離(河北新聞2020,8,13) 人のあいだと書いて、人間という。ならば、人間にとって、距離とは、とりわけ社会的な距離とは ...さらに表示
悉有仏性(しつうぶっしょう)
井口 恵(いぐちめぐみ) 金坂富山さん(昭和25年生 柳津町) わずか5㎜の籾殻、10㎜の銀杏、30㎜の胡桃を厨子にして、硬くて粘りがあり、木目が細かく積んだマユミやツゲの木で、その中に ...さらに表示
【わっさな暮らし】人と獣の関係
井口 恵(いぐちめぐみ) 二瓶正雄さん(昭和22年生 三島町) 私が奥会津に来た2017年から、近年にかけて目に入る風景に大きく変わったところがある。田畑を囲う電気柵だ。かつて会津にはい ...さらに表示
「災禍の果てに」②③
赤坂 憲雄(奥会津ミュージアム館長) 「災禍の果てに」〈2〉共生(2020,6,11河北新聞) 連休のころ、カミュの『ペスト』を読んでいた。その文庫本はじつは、東日本大震災のあとに書庫 ...さらに表示